「あの方、いつもお元気ですね。」
年齢を重ねても、
生き生きとしている人に出会うことがあります。
もちろん、健康状態には個人差があります。
病気になることもあります。
身体が思うように動かなくなることもあります。
それでも、
その人から感じる「生命力」というものがあります。
では、生命力は、どこからくるのでしょう。
まず大切なのは、身体です。
食べること。
眠ること。
身体を動かすこと。
休むこと。
自然の光を浴びること。
身体の変化に気づくこと。
私たちの身体は、
毎日の暮らしによって支えられています。
特別なことを一度するより、
毎日の小さな積み重ね。
朝、果物を一つ食べることも。
少し歩くことも。
早めに休むことも。
自分の生命に関わる一つの選択です。
でも、人間は身体だけではありません。
楽しみがある。
誰かに会いたい。
もっと知りたい。
やってみたいことがある。
そんな気持ちも、
人を動かします。
反対に、
「もう私には何もない」
と思ったとき、
身体は元気でも、
毎日が色を失ったように感じることがあります。
だから生命力には、
「今日を生きてみよう」と思える何か
も大切なのではないでしょうか。
そして、もう一つ。
人は一人だけでは生きていません。
「おはよう」
と言う人がいる。
一緒に食べる人がいる。
話を聞いてくれる人がいる。
誰かから必要とされる。
自分の経験が誰かの役に立つ。
人とのつながりは、
私たちの人生に意味や喜びを与えてくれることがあります。
だから生命力は、
身体・心・人とのつながり
のどれか一つだけではなく、
それらが重なり合うところから生まれてくるのかもしれません。
生命力というと、
若い。
元気いっぱい。
活動的。
という姿を想像するかもしれません。
でも、それだけではありません。
静かに本を読む90歳の方にも。
孫の話を嬉しそうに聞く80歳の方にも。
毎朝花に水をやる70歳の方にも。
生命力があります。
生命力とは、
若さを取り戻すことではなく、
今ある生命を、今日も生きること。
年齢に関係なく、
その人なりの形でひらいていくものなのではないでしょうか。
今日は紙に、
「私を元気にしてくれるもの」
を3つ書いてみましょう。
食べ物でも。
人でも。
場所でも。
趣味でも。
小さなことで大丈夫です。
あなたの生命力がどこからやってくるのか、
少し見えてくるかもしれません。