突然ですが、
あなたにひとつ、お尋ねしてもいいでしょうか。
最近、あなたの人生はワクワクしていますか?
朝、目が覚めたとき、どんな気持ちでしょう。
身体は「さあ、起きよう」と自然に動き出しますか?
それとも、
もう少しベッドの中にいたいなあ、としばらくぐずぐずしていますか?
だからといって、
どちらが良い、悪いと言いたいわけではありません。
私たちの多くが、そんな毎日を生きています。
でも私は、「まあ、人生なんてこんなものだから仕方ない」
と、そこで終わらせたくないのです。
JLBAは20年間、
ローフードという「食」を通して、
この「仕方ない」からのブレークスルーを探究してきました。
少しだけ、
公園で遊んでいる5歳のあなたを
想像してみませんか。
大きな声で笑い、
夢中になって走り回り、
砂場では何かをつくり、
ブランコに乗り、
滑り台を駆け下りる。
一枚の布を肩に巻いただけで、
空を飛ぶスーパーマンにだってなれた。
「次は何をしよう!」「これもやってみたい!」
あのキラキラした瞳。
あの、はつらつとした身体。
あの、何が起こるかわからない一日へのワクワク。
子どもたちが遊んでいる姿を見ると、
そのエネルギーに圧倒されることがあります。
でも、忘れないでください。
あの子は、あなたです。
もちろん、
5歳に戻りましょうと言っているのではありません。
私たちは大人になりました。
たくさんの経験をして、
仕事を持ち、
家族を持ち、
責任を持って生きています。
それでも私は思うのです。
あの頃にあった生命の躍動まで、
本当になくなってしまったのでしょうか。
いいえ。
あのワクワクする力は、
今も私たちの中にある。JLBAは、そう考えています。
JLBAは、
単なるローフード料理の教育スクールではありません。
私たちが20年間問い続けてきたこと。
それは、「真の生命力とは何だろう?」という問いです。
そして今、AIの進化によって、
社会はものすごい速さで変わり始めています。
調べる。
覚える。
整理する。
分析する。
正解を探す。
これまで人間が一生懸命やってきたことの多くを、
AIができるようになりました。
だからこそ、
この時代は私たちに
何かを思い出させようとしているのではないでしょうか。
それは、「感じる力」です。
何かおもしろそう。
やってみたい。
こちらへ行ってみたい。
なぜかわからないけれど、心が動く。
そんな感覚です。
身体の健康だけを聞いているのではありません。
あなたの人生そのものは、元気でしょうか。
「こんなものだろう」「今さら変えられない」
「どうせ私には無理」
そんなふうに、
どこかで人生を諦めてはいないでしょうか。
私たちは、
そんな問いを持ち始めた48歳の女性、
美咲の物語を発信しています。
美咲もまた、
決して不幸だったわけではありません。
家族のために生き、
やるべきことをやり、
一生懸命人生を歩いてきました。
でも、ふと立ち止まります。
「これは、本当に私が選んだ人生なの?」
そこから美咲の人生は、少しずつ動き始めます。
そしてJLBAでは、
今の自分がどんな状態で生きているのかを知るために、
「生命力診断」にも取り組んでいます。
これらすべての根底にあるのが、
JLBA20年目の「生命の問い」なのです。
「おもしろい」。
これは、
人間が人生を生きるうえで
とても大切な感覚だと思います。
先日、そのことを考えさせられる
小さな出来事がありました。
電車に乗っていたときのことです。
隣に、
新入社員らしい若いサラリーマンが二人座っていました。
最初は何気なく聞こえてきただけでした。
ところが、
一人がこんな話を始めたのです。
「最近さ、仕事がつまんなくて、つまんなくて。
これがこのまま続くのかと思うと、
ちょっとヤバいなって思うんだよね」
すると、もう一人が言いました。
「実は、俺もなんだよ」
二人とも、
社会人になってまだそれほど経っていないのでしょう。
それなのに、「これが人生なのかな」「仕方ないのかな」そんなことを話していました。
ところが、
一人がその日、先輩から聞いた話を始めます。
「先輩がさ、こう言ったんだよ」
『その“おもしろくない”って、何だと思う?』
もちろん二人にはわかりません。
すると先輩は言ったそうです。
「昨日の続きなんだよ」「昨日の続き?」
「そう。
昨日と同じことが今日も起こる。
明日もだいたい同じことが起こる。
つまり、何が起こるか予測できるってことだよ」
二人は考え込みます。
確かに、
それは仕事なら当たり前ではないか。
失敗しないように、
正しく、
予測した結果を出す。
学校でも社会でも、
それが大切だと教えられてきた。
ところが先輩は、こう続けたそうです。
「でも、時代が変わったんだよ」
予測できること。
答えがわかっていること。
決められた手順を、
正確に繰り返すこと。
そういう仕事は、
これからAIがどんどんできるようになる。
そこで若い二人が聞きます。
「じゃあ、僕たちは何をすればいいんですか?」
先輩は尋ねました。
「予測できない仕事って、何だと思う?」
「……わかりません」
「そうだよ。
まだ答えを知らないんだから、わからないよね。
だったら――」そして、こう言ったそうです。
まだないものをつくる。
答えがないところから、
答えを生み出す。
未来を予測するのではなく、
未来を創造する。
その話をしている二人の表情が、
急に変わったのです。
さっきまで、「仕事がつまらない」「これが人生なのかな」
と話していた二人が、
「創造するって、どういうことだろう?」
と、まるで子どものように
目を輝かせながら話し始めた。
私はその姿を見ながら、
ふと、あの5歳の子どもたちを
思い出しました。
砂場で、
まだ存在しないものをつくる。
一枚の布から、スーパーマンをつくる。
「こうしたらどうなるんだろう?」
「やってみよう!」
そこには、
正解も保証もありません。
でも、
生命が生き生きしている。
大人になって、
ワクワクする力を失ったのではなく、
使わなくなっていただけなのかもしれません。
そしてAI時代は、
人間から何かを奪う時代ではなく、
私たち人間をもう一度、
「創造する存在」へ戻してくれる時代なのかもしれません。
JLBAが提供しているRawfood道の本質も、
私はここにあると思っています。
食べ方を覚えるだけではありません。
「これは身体に良いから食べる」という知識だけでもありません。
自然の食べ物をいただく。味わう。
身体の変化を感じる。自分の感覚に気づく。
そして、「私はどうしたい?」
と自分自身に問い始める。
食を入り口に、
眠っていた感覚を呼び起こし、
自分の人生を、自分で創造する力を取り戻していく。
それが、
Rawfood道が目指しているものです。
そして私たちは、この生命のあり方を
という言葉で表してきました。
命を讃えるとは、
ただ健康になることではありません。
生き生きする。
ワクワクする。
感じる。
挑戦する。
失敗する。
また考える。
そして、
まだ見たことのない未来を創る。
自分の生命を使って、生きること。
それが、私たちJLBAが考える
「命を讃える」ということです。
私たちは、
この「命を讃える」という創造の仕事を、
次の世代へ、そして世界へ残していきたいと願っています。
そのために、
今年いっぱいをかけて、
Rawfood道で培ってきた
「生き方としてのローフード」と、
国際ローフード栄養学で培ってきた
「生命を理解するための知識」
を一つにつなげていきます。
そして、
食べる。
感じる。
気づく。
選ぶ。
創造する。
そして、誰かの生命にも働きかける。
この一連の学びを、
日本だけではなく、
世界の人々が実践できる形にしていきたい。
そのための
「命を讃える Raw Life Design ワークブック」を創ります。
これは、
完成した答えを教える本ではありません。
その人自身が、
自分の身体を感じ、
自分自身に問い、
自分の言葉を見つけ、
まだない未来を創造していくための本です。
20年間、
私たちは「食」を伝えてきました。
そして20周年から、
その食の先にずっと見つめてきたものを、
さらに明確に世界へ差し出していきます。
それは、
ということ。
5歳だったあの頃、
私たちは誰に教えられなくても、
それを知っていました。
そして今も、
その生命は私たちの中にあります。
だから、もう一度。あなたに問いかけたいと思います。
もし今、小さくても何か心が動いたなら。
そこから、あなたの新しい人生の創造が始まるのかもしれません。
もし、もう少し先へ進んでみたいと思ったら。
今日の問いに、すぐに答えを出す必要はありません。
ただ、自分の身体を感じること。
食べるものを少し変えてみること。
「私は、これからどう生きたい?」と、自分に問いかけてみること。
そんな小さなところから、人生は動き始めるのかもしれません。
JLBAでは20周年を迎える今、これまで20年間探究してきた「食」と「生命力」の学びを
一つにつなぎ、Living Beauty Life Creator Programという新しい学びを始めます。
それは、答えを教えてもらうための学びではなく、
感じる。学ぶ。創造する。そして、人とつながる。
そんなプロセスを通して、自分の生命から新しい未来を創っていくための学びです。
今日の文章を読んで、心のどこかに小さな「やってみたい」が生まれた方へ。
その気持ちを、もう少し先まで探究してみませんか。
Living Beauty Life Creator Program
― 食から生命をひらき、新しい人生と場を創造する ―