今週は、「100年を、生きる。」
というテーマで、人生と生命力について考えてきました。
人生の先輩へ敬意を表すこと。
自分の未来を想像すること。
生命力はどこからくるのか。
自分の健康に、自分自身が関わること。
そして最終日の今日は、
「これから」について考えたいと思います。
学校を卒業する。
仕事を始める。
結婚する。
子どもが生まれる。
子どもが独立する。
定年を迎える。
親を見送る。
長く生きていると、
人生にはいくつもの節目があります。
それまで大切だった役割が、
ある日終わることもあります。
「母親として」
「会社員として」
「誰かを支える人として」
一生懸命生きてきたからこそ、
その役割が一段落したとき、
「では、私はこれから何を生きるのだろう」
と立ち止まることがあります。
定年を迎えたからといって、
人生が終わるわけではありません。
子育てが終わったからといって、
あなたの役割がなくなるわけでもありません。
70歳になっても。
80歳になっても。
生命がある限り、
今日という日は新しくやってきます。
新しい友人に出会うこともできる。
知らなかったことを学ぶこともできる。
誰かに経験を伝えることもできる。
初めての料理をつくることもできる。
小さな旅に出ることもできる。
誰かを笑顔にすることもできる。
人生の可能性は、
若さだけが持っているものではありません。
「人生をもう一度選ぶ」
ということは、
これまでの人生を否定して、
まったく違う人生を始めることではありません。
嬉しかったことも。
後悔していることも。
思い通りにならなかったことも。
家族も。
仕事も。
出会った人も。
すべてを含めて、
「これが、私の人生だった。」と受け取る。
そして、その人生を持ったまま、
「では、ここから私はどう生きよう。」
ともう一度選ぶ。
それが、何歳からでも人生をひらいていくということではないでしょうか。
そして、これはシルバー世代だけの話ではありません。
あなたは、どんな70歳になりたいですか?
どんな80歳になりたいですか?
若さを失うことを怖がるのではなく、
「あんなふうに歳を重ねたい」
と思える人生の先輩に出会う。
そして自分も、
次の世代からそう思ってもらえるように生きる。
歳を重ねることを、
人生が小さくなることではなく、
人生が深くなっていくこと
として捉えられたら、
100年という時間の見え方も変わってくるのではないでしょうか。
100年を生きる。
その100年は、「今日」の積み重ねです。
昨日はもう終わりました。
明日はまだ来ていません。
私たちが生命を生きられるのは、
今日です。
だから何歳であっても、
今日、
一つ選べる。
一つ始められる。
誰かを愛せる。
何かに感謝できる。
そして、
「私は、この人生を生きる」
と、もう一度選ぶことができます。
生命力とは、
若さでも、
年齢でもなく、
今ある生命を、今日、自分自身で生きる力。
100年を、生きる。
それは、
今日という一日を、
生命ある一日として生きることから始まります。
今週の最後に、
この文章を完成させてみてください。
「これからの人生で、私は______を大切に生きたい。」
健康。
家族。
好奇心。
人とのつながり。
自分自身。
誰かへの貢献。
何が入ってもかまいません。
あなた自身の言葉を一つ入れてみる。
それが、これからの人生をもう一度選ぶ、
小さな一歩になるかもしれません。
◆関連記事
100歳まで生きるなら、どんな人生を生きたい?