健康でいたい。
多くの人が、そう願います。
できれば病気にならず、
自分の足で歩き、
好きなものを食べ、
大切な人と話し、
自分らしく暮らしたい。
でも健康は、
完全に自分でコントロールできるものではありません。
どれほど気をつけていても、
病気になることがあります。
年齢とともに起きる変化もあります。
だから、
「健康はすべて自己責任」
ということではありません。
今日考えたいのは、
自分ではどうにもできないことがある一方で、自分で選べることもある
ということです。
今日、何を食べるか。
少し身体を動かすか。
疲れていたら休むか。
何時に眠るか。
健診を受けるか。
身体にいつもと違うことがあれば、
専門家に相談するか。
誰かと話すか。
一つひとつは小さなことです。
でも、その小さな選択の中に、
「私は、私の生命を大切にする」
という意思があります。
医療は、私たちの生命を支えてくれる大切な存在です。
必要なときには、
専門家の力を借りる。
そして同時に、
毎日の自分の身体を一番長く見ているのは、自分自身です。
「最近少し疲れやすいな」
「今日は身体が軽い」
「これは食べると心地いい」
「少し休んだ方がよさそう」
そんな小さな変化に気づく。
自分の身体と対話する。
それも、自分の健康に主体的に関わることです。
何のために健康でいたいのでしょう。
長生きするため?
もちろん、それもあります。
でも、
旅行に行きたい。
孫と遊びたい。
仕事を続けたい。
料理をしたい。
誰かの役に立ちたい。
まだやってみたいことがある。
だから、身体を大切にしたい。
そう考えると、
健康そのものが人生の目的ではなく、
自分が生きたい人生を生きるための大切な土台
なのかもしれません。
先週の生命力ジャーナルでは、
「朝、果物を一つ食べてみる」
という提案をしました。
たった一つの果物で、
すべてが変わるわけではありません。
でも、
「今日はこれを自分のために選ぶ」
という小さな行動には意味があります。
健康とは、
完璧な生活をすることではなく、
自分の生命に、自分自身が関わり続けること。
何歳からでも、
今日から始められます。
未来の自分のために、
今日できることを一つだけ
選んでみましょう。
果物を食べる。
10分歩く。
少し早く寝る。
健診の予定を確認する。
誰かに電話する。
一つで十分です。
「これは、今日の私が未来の私へ贈るもの。」
そんな気持ちでやってみませんか。