頑張ったから、
今日はご褒美。
仕事が終わったから、
少し休もう。
家族のことを全部済ませたから、
自分の時間。
私たちは知らないうちに、
「何かをしたら、自分を大切にしていい」
という順番で生きていることがあります。
でも、本当にそうでしょうか。
役に立つ。頑張る。期待に応える。成果を出す。
私たちは小さい頃から、
何かが「できた」ときに褒められる経験を重ねてきました。
そして大人になると、
自分自身にも同じことをするようになります。
「今日は頑張ったから、休んでいい。」
反対に、「今日は何もできなかった。」と、自分を責める。
でも生命は、
成果を出した日だけ、
大切になるのでしょうか。
家族のためなら料理をする。
誰かが来るなら、
きれいに盛りつける。
誕生日なら、
特別なスイーツを用意する。
では、自分一人のためだったら?
「私だけなら、何でもいい。」
そう思ってしまうことはないでしょうか。
でも、ときには、
自分のために果物をきれいに切る。
好きなお皿を出す。
お茶を丁寧にいれる。
自分のために、
小さなスイーツをつくる。
そんなことをしてもいい。
それは贅沢ではなく、
「私は、私を大切にしている」
という行為なのだと思います。
自分を大切にすることと、
家族を大切にすることは、
反対ではありません。
自分の身体を感じる。
自分の「好き」を知る。
自分に少し時間を使う。
そうして自分の生命が満たされると、
また誰かにやさしくできることもあります。
誰かのために生きることと、
自分を生きること。
その両方があっていい。
今日は自分のためだけに、
一つ何かをしてみませんか。
好きな果物を買う。
お気に入りのカップでお茶を飲む。
10分休む。
小さなことで十分です。
そして、
「頑張ったから」ではなく、
「私だから、大切にする。」
そんな一日にしてみましょう。