この一週間、「私は、何を選んで生きている?」
という問いを一緒に見つめてきました。
毎日の小さな選択。
選択の奥にある理由。
「こうするべき」という声。
身体が伝えてくれる感覚。
自分のために食べるものを選ぶこと。
そして、
理由はなくても、
自分の中から生まれる「やってみたい」。
今日は最後に、
もう一つだけ問いかけてみたいと思います。
あなたは、今までの人生を、どう見ていますか?
人生には、「自分で選んだ」と言い切れないこともあります。
家庭環境。
時代。
経済的な事情。
誰かとの出会いや別れ。
病気や予期しなかった出来事。
そして、「本当は違うことをしたかった」と思っていることもあるかもしれません。
あのとき、別の道を選んでいたら。
もっと勇気があったら。
もっと自分を大切にしていたら。
そう思うこともあるでしょう。
でも、人生をもう一度選ぶということは、
過去を消して、別の人生を始めることではありません。
うまくいったことも。
失敗したと思っていることも。
誰かを愛したことも。
傷ついたことも。
諦めたことも。
勇気を出したことも。
選んだことも。
選べなかったと思っていることも。
全部を含めて、
「これが、私の人生だった。」と受け取ってみる。
それは簡単なことではありません。
けれどそこには、
過去を否定することとは違う、
静かな強さがあります。
この人生を生きてきた自分を、
もう敵にしない。
そのとき初めて、「では、ここから私はどう生きよう?」
という問いが生まれてきます。
48歳でも。
60歳でも。
80歳でも。
人生の途中にいる限り、
今日という日は、
まだ生きていません。
明日も、
まだ決まっていません。
だから、
すべてを変えなくてもいい。
大きな決断をしなくてもいい。
今日の食事。
今日会う人。
今日使う時間。
今日自分にかける言葉。
その一つひとつを、
「私は、これを選ぶ。」
と生きてみる。
そこから、
自分の人生はもう一度、
自分のものになっていきます。
忙しさの中で、
見えなくなっていただけかもしれません。
誰かの期待に応えることに、
一生懸命だっただけかもしれません。
「仕方がない」と言いながら、
心の奥にしまっていただけかもしれません。
それでも、「本当はどうしたい?」
と問いかけたとき、
何かが少し動いたなら。
それが、
あなたの生命力なのかもしれません。
人生を変えるのではなく、
この人生を、もう一度自分で選ぶ。
今日が、その始まりになってもいいのです。
この一週間の最後に、
一つだけ言葉をつくってみませんか。
「これから私は、____を大切に生きる。」
何を入れてもかまいません。
健康。
家族。
自分の時間。
挑戦。
楽しむこと。
人とのつながり。
あるいは、まだ言葉にならなくても大丈夫です。
あなた自身が選んだ言葉には、
あなた自身の生命力があります。
そして明日から、
その言葉を小さく生きてみましょう。
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