「私は、本当はどうしたい?」
そう自分に問いかけても、
すぐには答えが出ないことがあります。
長い間、家族のことを優先してきた。
仕事で求められることに応えてきた。
「こうした方がいい」
「こうあるべき」
そんなことを考えながら生きてきた。
そうすると突然、
「あなたはどうしたい?」
と聞かれても、
「どうしたいんだろう?」
と、分からなくなることがあります。
そんなときは、
無理に答えを探さなくてもいいのかもしれません。
少しだけ、頭から離れて、
身体に聞いてみる。
今日は、そんなことをしてみませんか。
朝起きたとき、
身体が軽い。
重い。
お腹がすいている。
まだ食べたくない。
外へ出たい。
少し休みたい。
人に会いたい。
今日は静かにしていたい。
身体は、言葉を使わなくても、
毎日たくさんのことを伝えています。
ところが私たちは、
「朝だから食べなければ」
「予定があるから行かなければ」
「もう少し頑張らなければ」
と、頭で身体を動かすことに慣れています。
もちろん、すべて身体の感覚だけで決めることはできません。
けれど、身体が何を感じているのかを知ることはできます。
それだけでも、大きな違いがあります。
健康についても、
私たちはたくさんの情報に囲まれています。
これを食べるといい。
これは食べない方がいい。
何時間眠るべき。
何歩歩くべき。
情報は、私たちを助けてくれます。
でも、健康になるために一番身近な存在を忘れてしまうことがあります。
それが、自分の身体です。
昨日は美味しかったものが、
今日はあまり欲しくない。
いつも元気にできることが、
今日は少しつらい。
そんな変化があって当然です。
私たちは機械ではなく、
日々変化する生命だからです。
だからこそ、「何が正しい?」だけではなく、
「今の私は、どう感じている?」という問いも持っていたいと思います。
本当の自分に出会うというと、
何か特別な体験のように思うかもしれません。
けれど、その入口は、
もっと身近なところにあります。
呼吸。空腹。眠気。心地よさ。
違和感。嬉しい。疲れた。もう少しやりたい。
今日はここまでにしたい。
そんな小さな感覚を、
「そんなことはどうでもいい」
と片づけずに受け取ってみる。
そこには、
今ここを生きている自分がいます。
自分の身体の声を聴くこと。
それは、自分自身との関係を、もう一度つくり直すこと
なのかもしれません。
今日は一度だけ、
立ち止まって身体に聞いてみてください。
「今、どんな感じ?」
答えを考える必要はありません。
軽い。
重い。
気持ちいい。
疲れている。
お腹がすいた。
少し休みたい。
感じたことを、そのまま受け取ってみる。
今日は身体の声を、
一つだけ聞いてあげませんか。
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