「こうするべき」に囲まれて生きていないだろうか ― 私は、何を選んで生きている? DAY3 ―

生活習慣 Sep 01, 2026

ちゃんとしなければ。
家族を優先しなければ。
仕事は最後までやらなければ。
健康でいるためには、こう食べなければ。
人に迷惑をかけてはいけない。
年齢を考えなければ。

私たちの暮らしの中には、たくさんの「べき」があります。
「べき」は、決して悪者ではありません。
社会の中で人と一緒に生きていくために必要なこともあります。

責任を持つこと。約束を守ること。誰かを思いやること。
そうしたことによって、私たちの暮らしは成り立っています。

でも、「べき」があまりに増えてくると、
いつの間にか、「私はどうしたい?」が見えなくなることがあります。

誰かの期待に応え続けてきた人ほど

特に、家族や周りの人を大切にしてきた人ほど、
自分より先に、「みんなはどう思うだろう?」
と考えることがあります。

子どものこと。
夫や妻のこと。
親のこと。
仕事仲間のこと。

気がつけば一日中、誰かのことを考えている。
そして夜になって、
「今日、私は何をしたかったんだろう?」
と聞かれても、よく分からない。

そんなこともあるかもしれません。

それは、自分を大切にしてこなかったからではありません。
むしろ、たくさんの人を大切にして生きてきたからこそ。

だからこそ今度は、その「大切な人」の中に、
自分自身も入れてあげたい。そう思うのです。

「したい」と「しなければ」の違い

同じことをしていても、
「しなければ」と思ってすることと、
「私はこれをする」と選んですることでは、
内側の感覚が少し違います。

家族のために食事をつくる。
「私が作らなければ」と思う日もあるでしょう。

でも、「今日は、みんなにこれを食べてもらいたい」と思ってつくる日もある。
やっていることは同じです。
けれど、そこに自分の意思があるとき、行動の中に少し生命力が戻ってきます。

大切なのは、「べき」を全部なくすことではありません。
「べき」を、「私はこれを選ぶ」に変えられるものがないか探してみること。

そこから、いつもの暮らしが少し違って見えてきます。

「私」を人生の中に戻してみる

自分らしく生きるというと、
何か特別な人生を生きることのように聞こえるかもしれません。
でも、本当はもっと静かなことではないでしょうか。

家族を大切にする私もいる。
仕事を頑張る私もいる。
誰かのために動く私もいる。

そして、疲れる私もいる。遊びたい私もいる。何もしないでいたい私もいる。
新しいことをやってみたい私もいる。
その全部を、自分の人生の中に置いてあげる。

「こうあるべき自分」だけではなく、
今ここにいる自分を、一度ちゃんと見てみる。

そこから、本当の選択が始まるのかもしれません。

🌱 今日の小さな生命力
今日は、自分の中にある「○○しなければ」を一つ見つけてみましょう。

そして、その後にこう問いかけます。

「私は、これを選びたい?」YESでもNOでもかまいません。
変えられなくてもかまいません。

ただ気づく。そこから、自分の生命力との対話が始まります。
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