新しい年に、私たちは「健康の意味」を問い直します ― JLBAが世界に届けたい、これからの健康のかたち

新年あけましておめでとうございます。

私たちJLBA（Japan Living Beauty Association）は、
約20年にわたり、ローフードの実践を通して、「食べることは、生きること」という
とてもシンプルで、けれど忘れられがちな本質を伝え続けてきました。

これまでの社会では、
効率や成果、競争が優先されるあまり、心や身体、そして人とのつながりが
後回しにされてきた側面がありました。

今、世界は静かに転換期を迎えています。
「もっと頑張る」よりも、「どう在りたいか」が問われる時代。
健康もまた、単に病気にならないことではなく、
自分らしく生きられているかどうかが大切にされ始めています。

JLBAが目指しているのは、
特別な人だけが健康になる世界ではありません。

一人ひとりが、自分の身体の声に耳を澄まし、
日々の食や暮らしを通して、心と身体、そして周囲との関係を
少しずつ整えていける社会です。

そのために私たちは、食の知識や技術を教えるだけでなく、
「どう生きるか」「何を大切にするか」を共に考え、育てる新しい学びの形に
挑戦し始めています。

それは、
誰かが正解を教える教育ではなく、
一人ひとりが自分の答えを見つけていく学び。
競争ではなく、支え合いの中で育つ学びです。

健康は、与えられるものではなく、日常の中で育まれるもの。

台所から、家庭から、そして小さなコミュニティから、
世界は確かに変わっていくと、私たちは信じています。

新しい年も、
JLBAは「食」から始まる健康を通して、人と人がつながり、
命が大切にされる未来を静かに、しかし確かに育てていきます。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。