忘れてしまった「命をいただく」という感覚
和食と聞くと、健康的、バランスが良い
というイメージがあるかもしれません。
しかし本来の和食は、栄養のための食事ではありませんでした
かつての食事は、いただきます、ごちそうさま
という言葉に象徴されるように
命をいただく行為でした。
そこには、
・作り手への感謝
・自然への敬意
・命へのリスペクトがありました。
昔の和食は、
体を満たすためではなく、 整えるためのものでした。
・食べすぎない
・季節に合わせる
・必要な分だけいただく
この積み重ねが、体と心を整えていたのです。
現代では、
・ 便利さ
・ 効率
・ 情報
が優先される中で、食は「作業」になりつつあります。
・急いで食べる
・考えずに選ぶ
・満たすことが目的になる
その結果、本来の感覚が薄れてしまった
ともいえます。
食と心の関係については
例えば、
Harvard Medical School では
食事の取り方や意識が満足感や健康に影響することが説明されています。
👉 https://www.health.harvard.edu/blog/mindful-eating-201602179211
また、
National Institutes of Health の研究でも
食事の習慣や意識が健康状態に関係することが報告されています。
👉 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5556586/
どんなに良い食材でも
食べ方が乱れていれば整わない
逆に
シンプルな食でも、丁寧に向き合えば整う
これが、和食の本質です。
戻ることで思い出す感覚
JLBAでは18年間の実践の中で
食を整えることで、感覚が戻る
という変化を見てきました。
・味を感じる
・満足を感じる
・必要な量がわかる
これは、新しく学んだのではなく
思い出している感覚です。
それは、特別な料理ではなく 在り方です。
・丁寧にいただく
・命を感じる
・自然に沿う
その積み重ねが、体と心を整えていきます。