日本では少子化が深刻な社会課題として語られています。出生数の減少は、経済や労働力の問題として扱われがちですが、世界的には「子どもを産み育てることができる社会環境」そのものが問われています。
OECD諸国を見てみると、フランスや北欧諸国では、育児と仕事の両立支援、地域による子育ての分担、親の心の余裕を守る制度づくりによって、比較的安定した出生率を維持しています。一方、日本では、経済的不安や孤立した子育て、長時間労働などが重なり、「産みたい気持ち」があっても踏み出せない状況が続いています。
少子化は、個人の選択だけの問題ではありません。人と人がつながり、安心して暮らし、命を育てられる社会かどうか。その問いに向き合うことが、これからの健康な社会づくりにつながっていきます。
OECD|Fertility rates and family policy
https://www.oecd.org/family
内閣府|少子化社会対策白書
https://www.cao.go.jp/shoushi
UNICEF|Child-friendly societies and family well-being
https://www.unicef.org
OECD|Balancing work and family life
https://www.oecd.org/els/family
UNICEF|Supporting parents and caregivers
https://www.unicef.org/parenting
World Health Organization(WHO)|Family and mental well-being
https://www.who.int
少子化を前にすると、私たちはつい
「産む・産まない」という二択で考えてしまいがちです。
けれど本当に大切なのは、
子どもを迎えられる“空気”があるかどうか。
安心して休めること。助けを求められること。
一人で抱え込まなくていいこと。
食卓を囲み、命を大切にする感覚を
日常の中で育てていくこと。
JLBAが大切にしているキッチンから始まる健康は、
人がつながり、命を育てる土壌を整えることでもあります。
少子化への答えは、制度だけでなく、
私たち一人ひとりの暮らしの在り方の中に
静かに存在しているのかもしれません。