断食(ファスティング)は、近年の健康トレンドのように見えますが、その歴史は古代までさかのぼります。医学の父と呼ばれるヒポクラテスは、「病気のときは食べる量を減らし、身体を休ませよ」と説き、自然治癒力を高める方法として断食を推奨していました。
その後も、ヨーロッパやアジアの自然療法、修道院文化、伝統医学の中で、断食は「浄化」ではなく回復のための行為として行われてきました。
現代の研究でも、短期間の食事制限が消化器官を休ませ、代謝や免疫、腸内環境に良い影響を与える可能性が示されています。重要なのは、厳格な断食を行うことではなく、身体に負担をかけず、意識的に食を軽くすること。断食は、身体を痛めつける方法ではなく、本来のリズムを取り戻すための“知恵”として、今あらためて見直されています。
Hippocrates|Ancient medicine and fasting philosophy
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5452224/
National Institutes of Health(NIH)|Caloric restriction and health
https://www.nih.gov/news-events/nih-research-matters
Harvard Health|Intermittent fasting and metabolic health
https://www.health.harvard.edu
History of fasting in natural medicine
https://www.ncbi.nlm.nih.gov
WHO|Traditional and complementary medicine
https://www.who.int
Nature|Fasting, metabolism and cellular repair
https://www.nature.com
断食とは、「何も食べないこと」ではありません。
JLBAが大切にしているのは、
食べる量や質をやさしく調整し、
身体を休ませる時間をつくることです。
ヒポクラテスが説いたように、身体には本来、整う力があります。
それを引き出すために、少しだけ食を引く。
無理をしないこと。競争しないこと。
自分の感覚を大切にすること。
その姿勢こそが、現代に合った断食の在り方だと
JLBAは考えています。