国連(FAO・UNEP)や国際的な環境・栄養研究では、現在の食システムが気候変動、生物多様性の損失、水資源の枯渇に大きく関与していることが繰り返し指摘されています。特に、過剰な畜産依存と大量生産・大量廃棄の構造は、温室効果ガス排出の増加や森林破壊を加速させています。
一方で、野菜・果物・豆類・穀物を中心とした植物性食品の比重を高め、地域で生産された食材を選ぶ食生活は、環境負荷を大きく下げると同時に、人の健康改善にも寄与することが示されています。
「何を食べるか」は個人の選択でありながら、同時に地球規模の未来を左右する行動であるという認識が、世界で広がりつつあります。
国連食糧農業機関(FAO)
https://www.fao.org
国連環境計画(UNEP)
https://www.unep.org
EAT-Lancet Commission
https://eatforum.org
持続可能な食事を国家政策に取り入れる国が増加(FAO)
https://www.fao.org
食品ロス削減が気候対策として注目(UNEP)
https://www.unep.org
プラントベース食品市場の世界的拡大(国際市場調査)
https://eatforum.org
地球の未来は、特別な誰かの行動によって変わるのではありません。
毎日の食卓で、私たち一人ひとりが何を選ぶかによって、静かに、しかし確実に形づくられていきます。
ローフードやプラントベースの考え方は、
「環境のために我慢する食」ではなく、
命を大切にし、地球と調和して生きるための知恵です。
JLBAが大切にしている「家庭の台所から始まる地球へのやさしさ」は、
いま世界が求めている未来像と深く重なっています。
今日の一食が、子どもたちの時代の地球を守る選択になる。
そのことを、私たちは食を通して伝え続けていきたいと考えています。