「何を食べるか」より「どう食べるか」 ― 食事の質と幸福度の関係が世界的研究で明らかに

近年、食事とウェルビーイング（心身の満たされた状態）の関係に注目した国際的研究が増えています。
ハーバード大学や欧州の公衆衛生研究によると、野菜・果物・豆類・全粒穀物など、自然に近い食品を中心とした食事をとる人は、抑うつ傾向が低く、生活満足度や幸福感が高い傾向にあることが示されています。
注目すべき点は、栄養素の数値だけでなく、「ゆっくり味わって食べる」「誰かと食事を共有する」「食材に意識を向ける」といった食べ方そのものが、ストレス低減や心の安定に大きく寄与していることです。
食事は単なるエネルギー補給ではなく、日常のウェルビーイングを支える重要な生活習慣であると位置づけられています。

【情報源】

• Harvard T.H. Chan School of Public Health
  https://www.hsph.harvard.edu 

• World Health Organization（WHO）– Diet & Mental Well-being
  https://www.who.int 

• Frontiers in Nutrition
  https://www.frontiersin.org 

【関連ニュース｜他にもこのような研究があります】

• プラントベース食とメンタルヘルスの関連（Harvard）
  https://www.hsph.harvard.edu/nutritionsource 

• 地中海式食事と幸福度・生活満足度の関係（European studies）
  https://www.eufic.org 
  

  食事の規則性とストレスホルモン低下の関連（WHO）
  https://www.who.int 

【JLBA視点コメント】

ウェルビーイングは、特別なことを足すことで得られるものではありません。
日々の食事を「整える」「感じる」「分かち合う」ことで、自然と育まれていきます。

ローフードやプラントベースの考え方は、
身体にやさしいだけでなく、心の余白を取り戻す食の在り方です。
JLBAが大切にしている「家庭の台所から始まる健康」は、
世界が求めるウェルビーイングの本質と深くつながっています。

今日の一食が、
今日の気持ちを整え、
明日の人生の質をつくっていきます。