一見同じように見えるチョコレートにも、「チョコレート」「準チョコレート」「ローチョコレート」という大きな違いがあります。日本では食品表示法により、カカオ分が一定以上含まれ、ココアバターを主成分とするものだけが「チョコレート」と表示できます。一方、「準チョコレート」は、ココアバターの代わりに植物性油脂(パーム油など)が使われることが多く、砂糖や乳化剤、香料が多く含まれる傾向があります。
これらの油脂や添加物は、味や食感を安定させる一方で、消化負担や血糖値の急上昇、腸内環境への影響が指摘されています。
ローチョコレートは、非加熱のカカオやナッツ、自然甘味料(デーツ・アガベなど)を使い、精製糖や人工油脂を使用しないのが特徴です。カカオ本来のポリフェノールやミネラルを残しながら、身体にやさしい形で「甘さ」を楽しめる選択肢として、近年注目されています。
チョコレートは嗜好品ですが、「何でできているか」を知ることで、身体への影響は大きく変わります。
消費者庁|チョコレート類の表示基準
https://www.caa.go.jp
日本チョコレート・ココア協会|チョコレートの定義
https://www.chocolate-cocoa.com
Harvard Health|Dark chocolate and health
https://www.health.harvard.edu
WHO|Sugars intake and health
https://www.who.int
NIH|Dietary fats and health
https://www.nih.gov
Nature|Cocoa polyphenols and health
https://www.nature.com
| 種類 | 主成分 | 甘味 | 油脂 | 身体への影響 |
|---|---|---|---|---|
| チョコレート | カカオ+砂糖 | 強い | ココアバター | 抗酸化作用ありだが糖分多 |
| 準チョコ | 砂糖+植物油脂 | とても強い | パーム油等 | 血糖値急上昇・消化負担 |
| ローチョコ | 生カカオ+ナッツ | 自然 | ナッツ脂質 | 腸・血糖・ミネラルに◎ |
チョコレートを食べること自体が、悪いわけではありません。
大切なのは、「何でできているかを知っているか」。
甘さをやめる必要はない。
でも、身体がよろこぶ甘さに戻ることはできる。
ローチョコレートは、我慢の代替品ではなく、
「本来の甘さを思い出す体験」。
カカオの苦味。ナッツのコク。フルーツの自然な甘味。
それは、脳を刺激する甘さではなく、
心と身体が落ち着く甘さです。
キッチンヒーラーを生きるとは、
甘さを制限することではなく、甘さの質を選び直すこと。
甘いものを楽しみながら、
身体を大切にする。
それも、立派なセルフケアです。