あの日、自転車に乗れたように。
初めて自転車に乗れた日のことを、覚えていますか?
ハンドルを握って、ペダルに足をかける。
おそるおそる、こぎ出してみる。
ぐらりと傾いて、足をつく。
もう一度。
今度は少し進んだけれど、またバランスを崩してしまう。
どうすれば乗れるのだろう?
ハンドルの角度?
ペダルのこぎ方?
身体を傾ける方向?
どれだけ詳しく乗り方を教わっても、それだけでは乗れるようになりません。
それでも、もう一度やってみる。
何度も、何度も。
すると、ある瞬間。
ふっと身体が軽くなり、車輪が前へ進み始める。
さっきまで、あんなに難しかったのに。
身体が、自分でバランスをつかんでいる。
「あっ! 乗れた!」
風が頬を通り抜ける。
景色が動いていく。
誰かに支えてもらわなくても、自分の力で進んでいる。
その瞬間、あなたは何を感じたでしょう。
嬉しさでしょうか。
驚きでしょうか。
それとも、今まで知らなかった世界が開けたような、あの感覚でしょうか。
昨日までできなかったことが、今日、できるようになった。
それは、知らなかった自分の力に出会った瞬間でした。
そして、その力は、大人になった今も、あなたの中にあるのです。
あの日の可能性は、今もあなたの中にある。
子どもの頃、私たちは、できないことがたくさんありました。
それでも、何度も挑戦し、失敗し、またやってみる。
そうして、昨日までできなかったことが、いつの間にかできるようになっていました。
ところが、大人になるにつれて、私たちは少しずつ、自分の可能性を過去の経験で判断するようになります。
「もう、この年齢だから」
「私には向いていないから」
「今さら新しいことを始めても……」
でも、本当にそうでしょうか。
あの日、自転車に乗れたときのように、あなたには、まだ出会っていない自分がいます。
そして、その出会いは、これからの小さな一歩から始まるのです。
まだ知らない自分に、出会うための一歩。
私たちは、何かを知っただけでは、まだ新しい自分に出会ったわけではありません。
自転車に乗れたあの日のように、実際にやってみることで、初めて見えてくる世界があります。
JLBAでは、その最初の一歩として「食べること」を大切にしています。
いつもの食事に、新鮮な果物や野菜を取り入れてみる。
自分のからだやこころの変化に、耳を傾けてみる。
そして、もっと深く学び、自分の人生や大切な人の人生に活かしてみる。
どこから始めてもよいのです。
大切なのは、あなた自身が一歩を踏み出すこと。